2月の旧正月といえば、中国や韓国。
民族大移動と揶揄されるくらい、都市部から田舎へ帰省する人が多い。
日本に来ている中国・韓国の人もまた同じ。
旧正月の折には、バイト先を1か月近く休みを取って帰省する留学生も多い。
私の働く職場でも留学生の子たちが働いているが、
大学のテストでそれどころではない子もいる様子。
実に様々だ。
さて、この旧正月を前に脱北者でつくる6団体の約20人が20日、
南北の軍事境界線近くの韓国・江華郡で風船に
韓国のチョコパイ約3000個をつるして北朝鮮に向けて飛ばしたとのこと。
脱北者団体によると、韓国のチョコパイは南北の共同事業である開城工業団地で
北朝鮮の労働者に支給されたものが闇市で流通し、
住民の人気を集め、高値で取引されているものとのこと。
脱北者らも思い入れが強いもののようだ。
このチョコパイは募金で用意されたものとのこと。
主催した団体の代表は「甘い菓子を十分に食べられない今の体制に、
北朝鮮の住民たちが疑問を持ってほしい」と語った。
金正恩体制になってから早1か月が経とうとする現在、
北朝鮮を取り巻く環境は以前厳しい。
韓国側から食料などをつるした風船を飛ばすという運動は、
以前より行われてきた。
それが北朝鮮国民に届いているかといえば、決してそうではないだろう。
風船には反体制などのメッセージが綴られた手紙も
結び付けているとのことだし、
受け取ってしまえば何らかの厳罰に処せられる可能性も無きにしも非ず。
北朝鮮とはそういった国だ。
旧正月は彼らにとって1年で最も楽しい大きなイベントだ。
北朝鮮の人々が平等に少しでも楽しい旧正月を送ってもらえればと、
願わずにはいられない。
そして旧正月に日本を訪れる観光客も多い。
ホテル業界も小売業も稼ぎ時。
経済の活性化に繋がるよう、業界に身を置く者として頑張りたい。